文化財が多いわが奈良県にはあちこちに観光名所があり、いつも大勢の方々で賑わって いますね。 ところで、名所のことをいまは「メイショ」と言っていますが、初めは「ナドコロ」と 言って、『万葉集』などの秀歌に詠まれた歌枕の場所のことでした。これが江戸時代にな って、民衆に親しまれる観光スポットを「メイショ」と呼ぶように変わっていったのです。 それにあわせて、はじめは単に歌枕の地を集めたものにすぎなかった名所記も、やがて は寺社や旧跡などを紹介するものに変わっていき、絵入りで観光案内的な名所図会の出版 へとつながっていきました。 今回の特別展では、大和の名所を題材にした名所記や名所図会の中から、江戸時代に 成立した代表的なものを展示し、いにしえの人々が、いろんな名所を歩いて訪ねた昔の 大和を振り返り、改めて私たちの郷土を再認識してみたいと思います。
会場 市立五條文化博物館3階特別展示室 会期 平成14年4月27日(土)〜6月2日(日)
(4月30日(火)・5月7日(火)・13日(月) 5月20日(月)・27日(月)は休館) 観覧料は、通常料金と同じ 無料シャトルバス 期間中の日曜・祝日のみ運行 JR五條駅(北口)発 市立五條文化博物館行き 10:30 11:10 12:10 13:10 14:10
記念講演会 「名所記・名所図会からみた大和」 山近博義 先生 大阪教育大学教授 日時 平成14年5月19日(日) 午後2時〜4時 会場 市立五條立化博物館1階研修室 定員 80名 事前にお申し込みください。 受講料 入館料で受講できます TEL.07472-4-2011 FAX. 07472-4-2010